すきなくらし

映画、ドラマ、小説、舞台等の感想記録と、たまに雑記

観劇レポ(!?) 『晦日明治座納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』

はい、行ってまいりました~
る・ひまわりの年末定番公演
晦日明治座納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』

 

いや相も変わらず長いタイトルですね、はい。
今回は略して納祭とのことで。納祭。

今回の大阪公演はなぜか年明け。
1月16日、梅田芸術劇場にて、大千秋楽でした。



私がこのシリーズを観に行くのはこれで2作目。
前回の『るの祭典』がお初。

あとはDVDで『る・フェア』と『大江戸祭』を。

 

前回も今回も、お目当ては辻本祐樹さん!!
久しぶりでしたが、やっぱり見るとファン熱がまた燃え上がるというか(笑)
辻本くん好きやで~~!!!



あ、今回は男性客をちらほら見ました。
なんか嬉しい。












作品詳細とキャスト(公式より抜粋)

師走は劇場でお祭り騒ぎを!
明治座梅田芸術劇場でお届けする、第一部はお芝居、第二部はショー!の舞台公演
晦日明治座納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』
演出:板垣恭一  脚本:赤澤ムック  
【第一部 芝居:将の器~泣くよウグイスHEY!HEY!HEY!】
朝廷の坂上田村麻呂蝦夷阿弖流為。2人の戦い。2人の護るもの。
周囲の思惑が絡みながら、1200年前の京都と東北を舞台に描く歴史ファンタジー


【CAST】
坂上田村麻呂三上真史 / 阿弖流為大山真志(W主演)
母礼…辻本祐樹
ヨン…木ノ本嶺浩
綿麻呂…安西慎太郎
伊佐西古…前山剛久
物部矢仰丸…鳥越裕貴
諸絞…井澤勇貴
左馬子…友常勇気
蓮杖陀…木内健人
入間広成…竹村仁志
阿奴志己…西川大貴
桓武天皇小林且弥
紀古佐美中村龍介
物部賽々秦…千田真司
鶉…小林健
鶫…井深克彦
光星…栗原寛孝
颯天…高木稟
郷手…小林健
阿高楽…平方元基(12月31日&大阪公演/二瓶拓也)
滝隼…なだぎ武
鷲葛城…原田優一
アラハバキ神…高嶺ふぶき
大伴ノ弟麻呂…勝野洋


【第二部:もののけでショー】
●りんごMENs(大山真志、辻本祐樹)
●KYO NO HAJIMARI(安西慎太郎、中村龍介井深克彦大山真志
●ア☆ラ☆ハバキ(木ノ本嶺浩小林健一、高木稟、大山真志、栗原寛孝)
●EMISHIじゃん!風(前山剛久、鳥越裕貴、西川大貴、友常勇気、木内健人、竹村仁志、大山真志
●かすみ草(三上真史 大山真志 井澤勇貴 二瓶拓也)


『晦日明治座 納め・る祭』詳細決定!! - る・ひまわり|演劇・映画等の宣伝










※ネタバレというか何も気にしないで書いていきます。DVD発売まで内容を何も知りたくない方は読まないでください。

※辻本くん贔屓なのでよろしく。

※レポと言いつつただの感想です。むしろ雑感です。もはや記憶も危ういので時系列もバラバラです。ご容赦を。








 

雑記


とりあえず一言。
今回のキャストは、全体的に歌がうまい!!!
いやー、やっぱりいいですね。歌が上手いの。これだけでもかなり満足感高いです。

内容もなかなか気に入った。

あ、あと今回は、なんかいつも以上に歌が多かった気がしますね。ミュージカルっぽかった。





予備知識ゼロで観に行った今回。
あらすじも読んでおらず、いつの時代か、誰の話か、出演者もなーんも頭に入れんと観てきました。
歴史音痴なので本来なら予習しといたほうがいいとは思いつつですね・・・。



開演前、休憩中など、幕が閉まっている間のBGMが、今回はずっとなぜか合唱。大人の混声合唱
ノスタルジー感じる私。(コーラス部出身)



オープニング。
応援団出てきた。
辻本くん探すも分からず。喋ってようやく気付く(笑)いや、グラサンがね・・・(笑)
明治座と梅芸へエール(ではない)。
辻本くんが梅芸へ「シャンデリア~~たまには落としてみてほしい~!!」 オペラ座か!



本編始まり。

桓武天皇登場で驚く私。あ、そんな古い時代なの。
桓武天皇役は前回『るの祭典』で座長だった小林さん。
なんとも掴みどころのない悪役。上手かったです。
もう物語も最後の方のね!グサッと相手を刺し殺すシーンね!ぞくっとしました。
前回の主役官兵衛よりこっちの悪役のが良かったかも。



「出てくると歌いだす」と言われて登場してきた蝦夷連中。
歌う歌う。
そしてどうした!!今回はどうした!!最初に言ったけど、歌唱力レベルが高い!!
蝦夷だけではなく、今回の公演キャストは全体的に歌が上手かった。それがもう私は一番のうれしい驚き。

とりあえず、まず最初の蝦夷たちにビビりました。
蝦夷たちはなんか男声合唱みたいな感じだなーと思ったんですけど、その中に、明らかに発声の違う歌声が聞こえてくるんですよ。
でもみんなで歌ってるから誰かわからない。いやー悶々としました。

後でソロとかもあってわかったのですが、木内健人さん、西川大貴さん。この二人が特に上手かった。パンフレット見たら二人ともガチのミュージカル俳優で、やっぱりなと思いました。

特に木内さん!!激うま!!特に発声の違ったのは彼でした。歌声めちゃめちゃかっこいい!!
ミュージカル俳優ってことをいい感じにいじられておりました。
スコーンと突き抜けた、ハリとつやのある歌声。例えて言うなら、レミゼで役をもらえるとしたら、マリウスじゃなくアンジョルラスやな、って感じの歌声です(笑)
これからが期待の若手です。応援する!!


あとは平方さんとか前山くんもなかなか上手かった~。
そんで辻本くん!!なんか上達してた!声の伸びが良くなってました。



蝦夷の中にかわいい子が混じってるな~と思って見ていた。前山くん。背負ってるのは赤ん坊。振り回すな。



今回の主演は二人。坂上田村麻呂阿弖流為。三上さんと大山さん。
三上さんはほんとなんて言うか・・・器用な人だなと思いました(笑)なんでもできそう。そんでイケメン(笑)
だいぶボリュームアップしてた大山さん。これの役作りでした。

人の心の声が聞こえるという田村麻呂。それによる苦悩を抱えた人間不信の男。
阿弖流為は思った通りのことを口に出す。怪力で蝦夷のリーダー。馬鹿だけど愛されるキャラ。
阿弖流為のキャラ・・・こういうキャラだとみんなこういう演技になるのか、という既視感も感じたりして。馬鹿っぽい可愛い良い人の演技ってこうなるの?喋り方とか・・・。
というわけで若干引っかかりを覚えなくもなかった阿弖流為のキャラと演技でした。んー、でもどうしてもこうなるもんかなあやっぱり・・・。
でもやっぱり良い人だし可愛かったよ。悪くはなかったです。

そんで大山さんは前から思ってたけど歌が上手い。三上さんも声が良い。
なのにこの二人も割と普通に聞こえた今回のキャスト、すごい。

田村麻呂と阿弖流為の対比と関係性は良かったですね。違う時代の違う立場で出会っていたら、二人はどんな風になっていたんだろう・・・と考えてしまう。切ない。




田村麻呂に蝦夷の参謀、母礼(辻本くん)を説明する阿弖流為
「頭いーい、顔のちっちゃーい」
お、おう(笑)確かにちっちゃい。




アラハバキという女神(?)が登場。演じるのは元宝塚だそうです、高嶺さん。
アラハバキの歌は和田アキ子の『古い日記』。



今回の大物俳優はなんと!勝野洋さん!!
なんて贅沢なーーー!!!!



なだぎさんが声も割と良いし何より演技が良くて印象に残りました。



休憩の間に今更ながらキャストを確認して、原田さん出演を知りビビる。
え、いつ出た?まだ出てないよね!?と焦りつつ、それから始まった第二幕から登場。
やばーい、るひまの舞台観に来てレミゼ俳優の歌が聴けるとは!!!
曲は『愛の賛歌』。
衣装は小林幸子風。悪役でした。


そういえば冒頭で桓武天皇の小林さんが、自分の着てる衣装について「これ、小林幸子さんが過去に紅白で着た衣装らしい」と言っていましたが・・・(笑)「すごくね!?」と。本当ならすごい。何故。




密かに辻本くんの次にちょっとお目当てだった鳥ちゃんこと鳥越くん。
今回は出番少なめ。
出てくると可愛いオーラ全開。
もう愛らしいな鳥ちゃんは!





アドリブ合戦は第二幕で。
エチュードパウダーなるものを投げつけて即興劇を無茶ぶり。
学校設定で不良を蝦夷役から引っ張ってくる。
「3年B組金八先生!!」
きゃああああ辻本くん!!!!
若干ハラハラしながら見守るも・・・「ワレワレハウチュウジンダ」・・・おい。殴られ退散。
アドリブ弱いか、そうなのか。

袖で眺めていたと思われる出番待ちの三上さん引っ張り出される。
「ここはどこだ!?」誰だお前!
「私は徳川綱吉側用人柳沢吉保
会場悲鳴。そうきたか。大江戸鍋祭、いらっしゃい。
三上さんの対応力半端ないな・・・と感心。





阿弖流為が不死身だっていう話からの、鳥ちゃん「僕も不死身なんだ、メンタルがね!」
唐突に始まる一発芸。
お客さんってファンであっても意外にシビアなんですよね。ものすご~くなんとも言えない空気が流れたのち、沸き起こる慰めの拍手。
うん、鳥ちゃんのメンタルが不死身なのはよくわかったよ!(笑)





みんなで乾杯!乾杯の音頭をとる母礼!
これも唐突に長々としゃべりだす辻本くん。何が始まった?
「この時の欠かせない乗り物といえば馬ですよね」「でも僕は新幹線でここまで来ました。そしてすぐに楽屋に入りました」「テレビをつけてやっていた『言われたら嫌な言葉ランキング』」(嫌な言葉だったか・・・そんな感じのランキングです)
「第3位が~~~」「第2位が~~~」(忘れた)
「そして第1位!『何もしないからホテル行こう』。それ何かする~~!」
テンション高くベラベラベラベラひたすら喋りつづける辻本くん。
この話はどこへ向かおうとしているのか・・・?
「でも僕が一番あ~これ言いがちだな~と思ったのは第4位!『行けたら行く』。これみなさん言いがちですよね~」
「言いがちすぎてLineスタンプ作ってしまいました~!ダウンロードしてください!!」
・・・宣伝か!!(笑)

えー、今回は辻本くんに限らず、よく宣伝がぶちこまれていました(笑)





最後の戦い前にみんなで歌おうぜ!と。
酒を片手に、ついレミゼの"Drink With Me"を連想した私。違った。
定番合唱曲『マイバラード』。
良い曲ですね~~。





辻本くん、まさかの一曲丸々ソロ。
AIのStory。阿弖流為に向けての歌。
「ひとりじゃないから~君が私を守るから~」
先ほども書きましたが、辻本くん、以前よりも歌が上手くなっていたと思います。
もうこの曲の時は私、心の中で黄色い悲鳴を・・・ときめきました。
この辻本くんのソロを聞くためにDVD買うわ!って思ったくらい(笑)

いや、前々から思ってるんですけど、ぜひユニットだけでなくこの劇中歌もCD出してほしいんですがね、る・ひまわりさん
版権問題があるかな。むしろいつも、よくDVDになるな・・・というかそもそもよく許可おりたな・・・と思いながら見ておりますが、このシリーズ。
あ、ちなみにS席特典で、ショーのユニット楽曲収録CDはゲットしました。











第二部!もののけでショー!

ゲストはたっきーこと滝口幸広さん。
あとで舞台降りで近くを通ったんですが、でかい!いけめん!


司会は座長三上さん。


もう一人の座長大山さんは、全ユニット参加という酷使されっぷり。お疲れさまです・・・。



しょっぱなからEMISHIじゃん!風で鳥ちゃん登場。かわいい。かわいすぎる。
木内さんは自己紹介で歌う。いや本当に上手い・・・。さすが幼き頃からミュージカル教育を受けているだけある・・・。上手すぎて歌声好み過ぎて、もう卒倒します(笑)
鳥ちゃんは歌はいまいちですけど、真ん中のラップが激かわでした。



ア☆ラ☆ハバキのパフォーマンス中後ろを通過していくアラハバキ様こと高嶺さん。セクスィー!!




かすみ草で無茶ぶりスタート。
テーマ「女性がときめくかっこいいセリフ」
超無難な二瓶さん、笑いでいく大山さん、禁じ手戦隊を出してきて一番黄色い悲鳴を勝ち取った三上さん、笑いからの滑りで脱退決定井澤さん。
みんながんばった・・・いや俳優って大変だね(笑)
ゲスト滝口さんも参加。




りんごMEN'sで客席後ろから登場辻本くん。
こっち側の通路に来てくれたらよかったのに!!真ん中ブロックはさんで向こう側だったので遠かったです・・・。
エセ東北弁でリンゴやら蕎麦やら配る。かわいい。

バックダンサーにJrと称して四人登場。ジャニーズか。
じゃありんごMEN'sは二人組ジャニーズか。キンキか滝翼か。
Jrは鳥ちゃんと木内さんしかわからず。二人と辻本くんをガン見。
木内さん・・・歌のみならずダンスもめちゃうま!キレッキレ!惚れるわ。

歌終了後、辻本くんに超接近の木内さん。振り向いてなんか言おうとした辻本くんとチューしちゃってました(笑)思わず笑う辻本くん。木内さんそれ狙ったの?









千秋楽だからか、時間おしましたね。10時半終了予定が終わったら50分。

勝野さんが「こんなに若くて歌が上手くて演技もできて」と皆のことを褒めてました。
勝野さん素敵おじさまだった。
それから三上さんのこと褒めて、三上さんが恐縮しまくってたのが印象的。



お手振り辻本くんが可愛かったです!!
やっぱり見ると好きだなあって再確認・・・最近見てなかったから。



いやはや楽しい、幸せな時間でした。






ところで!パンフレットいらんかな〜と思ったんですが、役者把握のため第一幕と第二幕の間の休憩中に買ったんですね!
見たら写真は全部応援団だった!なんで!本編衣装にしてよ!!!
………と、アンケートに書いてきました。
だって本編衣装じゃないとなかなか誰かわからんやん……。









思い出すままに殴り書きしました。
ここまで読んでくださった方(いるのか?)、ありがとうございました。







【追記】
るひまのブログ見ました。
最初の応援団、辻本くんのハチマキに書かれていたのが、「3年B組」でした!!(笑)
納める祭楽屋にて1|るーちゃんのブログ










総勢25名登場!『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』公開稽古をダイジェストでお届け!

舞台「晦日明治座 納め・る祭」出演者全員コメント

KYO NO HAJIMARI PV

EMISHIじゃん!風 PV

ARAHABAKI

カスミ草

リンゴMEN’s