すきなくらし

映画、ドラマ、小説、舞台等の感想記録と、たまに雑記

『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』

メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』"Runner: The Scorch Trials"

f:id:kk151992:20151108225155j:image

2015年/アメリ

スタッフ

監督: ウェス・ボール
原作: ジェームズ・ダシュナー
脚本: T・S・ノーリン

出演

ディラン・オブライエン
カヤ・スコデラリオ
トーマス・ブロディ・サングスター
キー・ホン・リー
パトリシア・クラークソン
ジェイコブ・ロフランド
ジャンカルロ・エスポジート
エイダン・ギレン
バリー・ペッパー
リリ・テイラー
ロサ・サラザール

作品紹介

ジェームズ・ダシュナーのティーン向け小説を基に、謎の巨大迷路に閉じ込められた若者たちの戦いを描いたサスペンスアクション「メイズ・ランナー」のシリーズ第2作。苦闘の末にようやく迷路の出口にたどり着いたトーマスたち。ところが、彼らを迷宮に送り込んだ謎の巨大組織は、さらに過酷な運命を突きつける。迷路の外に出たトーマスたちの前に現われたのは、灼熱の太陽に焼き尽くされて全てが崩壊した砂漠のような世界だった。トーマスたちは別の迷路からやって来た新たな仲間たちと共に、あらゆる場所にトラップが仕掛けられた地球規模の「第2ステージ」の攻略を目指す。主人公トーマス役のディラン・オブライエンをはじめ、第1作のメンバーが引き続き出演。監督も前作のウェス・ボールが続投した。

映画.com

感想

1作目より面白い!という声をTwitterで多々目にしていたので、期待値高めで観に行きました。
が、私は一作目の方が面白かったぞ……。
今作もまあ面白いけど、そんなに……かなぁ。つまらなくはないです。
一作目もそんなどハマりしたわけではないんで、一作目ハマった人なら好きかもなぁと。
でも一作目も二回目鑑賞の方が面白かったんで、二作目ももう一度観たらもっと面白く感じるかもしれません。映画館ではもういいかな、って思いますが。

SFサバイバルアクションというか。一作目とはまたカラーの違う感じ。
なんせクランクですから。クランクってなんやねん、ってアレですよアレ。ホラーアクションにおきまりのアレ。
アレの登場についてはネットで見かけてしまっていたもので知ってはいたのですが、やっぱりちょっと驚いたかな。あ、そういう方向に行くのか、と(笑)ウィルスといえばそうなるんですかね。そしてアレ、なんか強い。

ノンストップで息つく暇もなく、退屈なんてしません。その点は相変わらず評価。
しかし割とサラーっとしてるのが物足りないのかな……。
もっと突っ込んで欲しいというか。でも突っ込むとあのテンポ感がなくなるので、このシリーズはこれくらいの方がいいのかもしれません。
が、三作目でちゃんとスッキリさせてくれるのだろうか……という一抹の不安。

予告で重要度高そうに映っていたミステリアス少年エリス。
確かに重要なんですが、最初に役割を果たしたあとは特に目立たせてもらえるわけでもなく。なんか勿体無いなぁと……。好きなタイプのキャラなんで口惜しい。

考えたらニュートもミンホもキャラはいいけど、イマイチパッとさせてもらえてないような。

私的にはこのシリーズは、キャラの使い方が勿体無いなぁと思います。キャラがピンポイントで際立っていて、他のキャラは濃さや出番の割に、印象がサラッとしてる。奥行きがない。だから物足りない。
あといまだにトーマスが好きになれない。

他の新キャラ、ブレンダ良かったですねぇ。カッコ良い。ホルヘも好き。この二人の登場は大きい。
ところでブレンダのガラスに落下シーンでは、「『ロスト・ワールド』やぁぁぁぁ!!!」と静かに興奮。

あと意外な展開になるテレサ
一作目では主人公と共に、「好きになれない」ヒロインだったわけですが、今作でちょっと好きになりました。
テレサの気持ちも分かるんですよねぇ。彼女の葛藤を思うと、つい同情してしまいました。

お目当てトーマス君演じるニュートはまあやっぱりイマイチ目立ってないわけですが、紳士なシーンがあってそこが今回の一番のハイライト。
テレサの着替えを思わず見てしまっているフライパンの顔を、そっと無言でこっち向かせて。紳士!!フッと微笑む顔がまたイケメン!!
この映画で一番テンション上がって、ときめきました。
こんなくだらん感想ですいません(笑)

さてさて、なんだかんだ言って三作とも映画館で観ることになりそうです。

これもあまりハッピーエンドが見えませんが……。
ブレンダとホルヘ、それから今度こそニュート、ミンホ、エリスの出番に期待!

そして私は最後の最後にトーマスを好きになれるのか⁉︎

こうご期待!!(笑)