1作目へのリスペクトを感じる『ジュラシック・ワールド』
8月5日にやっと日本公開の『ジュラシック・ワールド』。
昨日、6日のレイトショーで、家族三人で観てきました。
2D字幕です。
1週間ほど前に、シリーズ三作を観たので(2→1→3という変な順ですが)、復習もバッチリ!
2と3、特に2は観るのすごく久しぶりでした。
『ジュラシック・ワールド』
2015年 アメリカ
監督: コリン・トレボロウ
脚本: リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、コリン・トレボロウ、デレク・コノリー
出演: クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンス、ジュディ・グリア、ジェイク・ジョンソン、B・D・ウォン
シリーズ1作目『ジュラシック・パーク』には思い入れがありすぎて、それには断然及びませんが、面白かったです。
終盤に向かってどんどん熱く、燃え上がっていきます。
興奮しましたし、泣かないと思ってたのに、少しホロリとしてしまった……。
何と言っても恐竜がかっこいいです!!
『ジュラシック・パーク』へのリスペクト、愛を感じられるのが良かったですね。
ついにオープンした夢のテーマパーク。
映画に関わっている人みんな『ジュラシック・パーク』が大好きなんだと感じられて、それが嬉しかった。
もう『ジュラシック・パーク』のテーマソングが流れるたびにジンとしましたし、『ジュラシック・パーク』の名残りが見えるとそれにまた胸が熱く……。
絶対1作目は観てから観に行くべきだと思います。
とは言え、不満も少々。
人間があまり魅力的に描けてなかったかと……少なくとも私にとっては。オーウェンやクレアなどはまあいいけど。
不満なのが兄弟。兄のザックは前半イライラさせてくるし。今どきの子で、軟派なティーンエイジャー……イラっとする……。グレイはまだマシだったけど、2人の描写がどうもイマイチ深みがなく、もったいないなーと思いました。子どもはもっと魅力的に描いてほしかった!
子ども(に限りませんが主に子ども)の描写はやはりスピルバーグが逸品だったな、と。
ところでオーウェンがサーカスの猛獣使いみたい、と思って見ていました(笑)(というかその通りですよね)
クレアはどんどんかっこよくなっていって良かった。
あとはぶっちゃけ怖さも1作目の方が上でした。
なんで『ジュラシック・パーク』はあんなに怖いんだ。演出が上手いですね。
でも『ジュラシック・ワールド』興奮しました!!
自分と世間の大絶賛との温度差は感じますが…。
あ、ヘンリー・ウー博士が出てたのが地味に嬉しかった。
しかし『ジュラシック・ワールド』を観て、『ジュラシック・パーク』への自分の愛を再確認しました。
私は本当に『ジュラシック・パーク』が好きなんだなと。
そしてより1作目が好きになった。
私だけでなく、シリーズが好きな人は、『ジュラシック・ワールド』を観てますますシリーズ(特に1作目)への愛が深まること間違いなし!
『ジュラシック・ワールド』は月末にもう一度観に行く予定です。
IMAX3D字幕予定。
さらに楽しめるか、またワクワクです。
もっと注意深く観よう!
ここからネタバレあり。
まずは二つの卵が孵るシーンから始まります。
新種のインドミナス・レックス。
共食いの末、残っているのは一頭。
こいつが今回の天敵。
今までのシリーズで強敵だったヴェロキラプトルは、今回は人間に調教されています。
オーウェンはラプトルとの信頼関係を築こうと頑張っている。
そしてまあ案の定インドミナス・レックスは脱走。
こわい。
今回もシリーズ1作目のように美しいシーンもあって良かったですね。
恐竜が襲ってくる方がメインではありますが、やっぱり恐竜の美しさも見せてくれないと!
ブラキオサウルスの死のシーンは泣けましたね。
インドミナス・レックスの残酷性が露わに。
そしてクレアがおそらく初めて、恐竜を生身の生き物だと実感します。良いシーンです。
ラストの恐竜バトル。
信頼関係を築いたオーウェンに味方して闘うラプトル。
T-レックスを連れてくるクレア。
ここのクレアはかっこよかった!
私はラスト、ラプトルの三頭が死に、最後一頭が去っていく後ろ姿に半泣きでしたよ……。
可哀想……仲間がみんな死んで……。
まさかラプトルに同情する日がくるとは。
『ジュラシック・パーク』シリーズのテーマソング。
『ジュラシック・パーク』を模倣したジュラシックワールドの門、ジュラシックパークのTシャツ、DNAのアニメキャラ、パークの残骸……皆が乗ってたジープに、ティムが使ってたハイテクな双眼鏡、フェンス……。
これらの、パークを思い出させる数々のポイントが見えるたびに、私の胸は熱くなりました。
テーマソングで目は潤み、兄弟が残骸を見つけたときには心は燃え上がりました。
絶対『ジュラシック・パーク』は観ておいた方がいい。
兄弟のお付きをさせられていた女性が喰われるシーンは割と残酷だなーと思って観ました。
恐竜に弄ばれた末にモササウルスに喰われる……。
地味に見所の一つだと思います!!(笑)
ラプトルと人間との間に信頼関係を築く、というのは新しいなと思いました。
しかしそれ故に、なのでしょうか。ラプトルが人間(というか主人公)の味方だと思うと、ややそのせいで怖さが薄れてしまったような気もしなくはないです。
他の恐竜もいるし、それはもちろん怖いんですけど。私は今までいつもラプトルが一番怖かったので、そのラプトルが味方になってくれるのかも、と思うと、なんとなくそんな気分に。
しかしラプトルが味方するか敵に回るか…?というハラハラ感はありましたね!
最初、ラプトルの中に落ちた青年を助けるために飛び出していって、ラプトルを制御したオーウェンですが、ここのシーンはとてもドキドキしました!
喰われるかどうかのバランスが絶妙だったと思います。まさに細い一本の糸が張り詰められたような緊張感!
あのラストの恐竜バトルはやっぱり胸熱でしたねー!!!
ラプトルとインドミナス・レックスとT-レックス。そしてモササウルス。
最初ラプトルにオーウェンたちが囲まれたシーンは、まさに『ジュラシック・パーク』の時の絵面そのまま!
そこから今回はオーウェンの信頼によりラプトルは人間の味方に。
やっぱり胸熱です…!!
ラストは海を映さないとジュラシックシリーズじゃない!と勝手に思っているので、ちゃんと海からのカットがあって嬉しかったです(笑)
そしてT-レックスの咆哮!
『ジュラシック・パーク』が好きすぎて、書いてみたら割と不満があるみたいになってしまいましたが(笑)
不満はあるんだけど!
だって『ジュラシック・パーク』は私にとって完璧だもの!!
でもでも『ジュラシック・ワールド』面白かったですよ!!!
みなさんぜひ!シリーズを復習して観に行きましょう!
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