すきなくらし

映画、ドラマ、小説、舞台等の感想記録と、たまに雑記

家族が温かい『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』

主にエイサ・バターフィールドがお目当てで鑑賞。



2010年 イギリス、アメリカ、フランス
原作: クリスティアナ・ブランド
出演: エマ・トンプソンリス・エヴァンスマギー・ギレンホールエイサ・バターフィールド、リル・ウッズ、オスカー・スティア、エロス・ヴラホス、ロージー・テイラー=リットソン、レイフ・ファインズマギー・スミスユアン・マクレガー



『ナニー・マクフィーと魔法のステッキ』の続編です。
前作は以前トーマス・ブロディ=サングスター目当てで鑑賞済み。見所は物語始めの方の小悪魔的なトーマス君です(笑)


前作より面白かった!
前作はひたすら子ども向けの印象。
二作目も子ども向けではあるんですけど、もっと深かったように思います。物語的に興味深く、引き込まれた。
やはり家族愛がメインテーマですね。
不覚にも感動して泣いてしまった。
皆がひとつになる!幸せな物語です。


あと良かったのは、一作目に比べ、子どもたち全員のキャラがたっていて、5人ともがそれぞれ目立っていたこと。
5人とも演技上手かったし。特にシリル役の子が良かったかな。ウィル・ポールターがやりそうなキャラだ、と思った(笑)それに5人の中でシリルが一番目立っていたかも。良いキャラクターです。

大人もやたら豪華俳優陣ですねぇ〜。
マギー・ギレンホールは愛らしいお母さん。ドレスのくだり、子どもたちには見せないで裏で涙してるのが優しい。
そしてユアン・マクレガーの好青年っぷり。青年どころかパパですけど。
レイフ・ファインズがめちゃカッコ良かった。厳格で冷たい、けど最後チラと愛情を覗かせるのに感動。
リル・ウッズはコメディ担当。いまいち憎めない良いキャラ。
マギー・スミスも可愛い。私の中では厳しいイメージが強い女優さんですけど、今作では柔らかく愛らしい。役の正体が最後に明かされるけれど、やはりというか、そうきたか。


子ども向けですが、一作目より大人の鑑賞に堪えると個人的には思います。

ほんわかして感動したい方はぜひ。